予防接種は、病気の「発症を予防する」とともに、「発症したときの重症化を予防する」ためのものです。
当クリニックでは、インフルエンザ予防接種、肺炎球菌ワクチン接種、風しん予防接種などの各種予防接種に対応しております。
インフルエンザや肺炎は、特にご高齢の方や免疫力の低下している方は、重症化のリスクが高くなります。積極的に接種を受けられることをおすすめします。

インフルエンザを発症すると38℃以上の高熱、頭痛、喉の痛み、咳、関節痛、筋肉痛などの症状が急激に現れます。特にご高齢の方、免疫力が低下している方は、肺炎を合併する危険性もあります。
すべての年代において、毎年の接種をおすすめします。
例年の流行を鑑みると、11月～12月頃に接種することで、シーズンを通して効果が持続することが期待できます。

日本人の死因として第5位にある肺炎の原因となる肺炎球菌に対するワクチンです。肺炎球菌は、肺炎以外にも、慢性気道感染症、中耳炎、副鼻腔炎、敗血症といった病気の原因となります。 対象となる方は、公費による助成が受けられ、費用を抑えられます。

風しんは、非常に感染力の高い病気です。特に風しんの抗体のない妊婦さんが風しんにかかると、白内障・心疾患・難聴などを持った先天性風しん症候群の赤ちゃんが生まれてくる可能性があります。
そのため、対象者は公費による助成が受けられます。

対象となるのは、以下の①または②に該当する方です。

※風しんの抗体価が低いことを確認するため、「風しんの抗体を保有していないことが確認できる書類（写し）」が必要になります。詳しくは、大阪市のホームページをご覧ください。

大阪市より、2023年3月31日まで抗体検査および予防接種に使用できる「風しん抗体検査・予防接種クーポン券」が届きます。